新しい年を迎えて想うこと

遅ればせながら、本年も何卒よろしくお願いいたします。

今年もたくさんのお客様、美術品との出会いを大切に日々精進してまいります。

さて、新年からたくさんのお客様からお問い合わせをいただいております。先日、埼玉県の70代後半のお客様のお宅にお邪魔し、絵画数点をご売却いただきました。

色々とお話をしている中で、これから世の中どうなっていくかしらね、という流れからそのお客様の昔話になり、幼いころの戦争体験をお聞きすることができました。

「東京大空襲に遭った時、まだ7歳に満たない年齢だったけど、母に手を引かれ、妹さんや弟さんをおんぶしながら必死に逃げてきました。あちこちに遺体が横たわり、幼い自分にも地獄絵図に写ったことを昨日のように思い出します。戦後の日本人が必死に築いてきた平和の日本をどうかあなたたちが次世代に伝えてほしいのよ」と。

戦争を体験した方たちもご高齢になり、私たちも戦争の悲惨さを忘れかけてきているのかも知れません。

絵画・美術品を楽しむことができるのも、全ては平和があってからこそ。私たちにできることは小さいことかもしれませんが、二度と同じような悲劇を繰り返さないよう、子供世代に伝えていく義務があります。

大変なことはたくさんあるこのご時世ですが、心だけは穏やかに平和な心で過ごしていきたいですね。

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