美術品について

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注目の若手作家・瀧下和之

今注目の若手作家である瀧下和之先生。

先日買い取りのご縁がありましたので、今回は瀧下先生について少しご紹介させていただきます。

1975年 熊本中央町に生まれる。

1999年 一年浪人後、東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。

2001年 東京藝術大学大学院(中島千波研究室)修了。

2004年 自身の生まれた中央町と砥用町が合併し「美里町」となり、瀧下がデザインした町章が採用される。

美里町町章

2005年 画業に専念。第3回東山魁夷記念日経日本画大賞を受賞。

2009年 「桃太郎図」画集刊行(求龍堂)。

1桃太郎

2011年 「瀧下和之作品集 ジャポンイズム JAPON:ism」刊行(求龍堂)。

japon

2011年末 ご実家が貰い火により、全壊。アトリエも焼失。

今までの作品も、これから発表しようと書き溜めていた作品も、画材も、たくさんの思い出も…炎によって

奪われてしまいました…。

それでも、才能のある人は強いですね!

日本各地で個展やグループ展を海外にて、精力的に開催。

2015年 「桃太郎図Ⅱ」画集刊行(求龍堂)。

桃太郎2瀧下桃太郎

日本人なら誰でも馴染みのある桃太郎を題材に、正義の味方桃太郎の視点では無く鬼の視点で描く。

鬼の表情には、憎めないかわいらしさや、哀愁が漂っている。

クラスに一人は居たであろう悪ガキが集まったような鬼ヶ島。正義の味方の桃太郎も、さぞかし手を焼いた

事でしょうね。そんな鬼たちを描く瀧下先生はこんな感じです。

瀧下本人瀧下立体

どことなく作品達に似ていると思うのは、私だけでしょうか?

さて、今回買取らせていただきました風神雷神は、鬼たちと違った書き方をされています。

瀧下

いい絵柄ですね~!

鬼は先生の利き手ではない左手で下書きされ、カクカクとした遊び心のある線を効果的に出しています。

一方風神雷神のような神様は、右手で描いていらっしゃいます。輪郭線もなめらかですね!

更に、神様の目!!左右の目の様子が違います。これは、一点を集中して見る目と、もう片方は全体を大きく見渡す目だそうです。

さすが、神様!!何でも、お見通しなんでしょうね。

今後も瀧下先生の活躍に期待しましょう!!

瀧下作品をお持ちのお客様、弊社ではどこよりも高く買い取りさせていただきます!

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