ドレスデン (ドレスデン)

作家についての紹介/履歴

     マイセンに近い街で、素磁は他のものを使い絵付けのみをする工房が集まった。マイセンの絵付けしていない白磁などを買い取り、絵付けのみを行った。いってみればマイセンの贋作製作所のようなものである。マイセン以外にもKPMやローゼンタールなどあらゆる素地を使っている。アンティークショップなどでドレスデンのものという説明をよく聞くが、ドレスデンで素磁の生産までしていたのはカール・ティーメ(Carl Thieme)の工房だけで、それ以外はすべて絵付けしか行っていない。絵付けのレベルも粗悪なものもあるが、マイセンと肩を並べるほど素晴らしいものもある。贋作も造ったが、それぞれの工房のマークがしっかりあり、ドレスデンで絵付けされたものということをしっかり明記してある作品は価値が認められる。
カール・ティーメ工房(Carl theime)日本でもSPドレスデンとして知られる。1872年創業、現在まで残っている。ドレスデンの中で唯一素磁の生産から行っている。
リヒャルト・クレム工房(Richard Klemm)1869年~1949年に活動。
アンブロジウス・ラム工房(Ambrosius Lamm)1887年~1949年まで活動。優れた絵付けを多く残している。 ※マークの下に金彩が塗られているが、もともとここには素磁のブランドの窯印があり、それを金彩で塗りつぶしたもの。ドレスデンの作品でよく見かける。
ドナートやローレンツ、ハマン、クレムなど多数の工房王冠のマーク。1883年より1893年まで使用。
ヘレナ・ヴォルフゾーン工房(Helena Wolfsohn)1843年から1945年まで活動。初期にマイセンのマークを模したものを使い、マイセンから訴えれたことで有名。
Franziska Hirsch工房1894年設立。1930年ごろまで活動。
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